医療ミスなど医療事件を弁護士に依頼しても、その場で法律上の責任が問えるか、判断する事は難しいです。
弁護士が調査を受任すると、調査に必要な費用として、実費と弁護士費用が発生します。実費では、証拠を取る為のカメラマンに対して、カルテの分量により数万円から10万円前後の費用がかかります。
また、協力して貰う医師への謝礼や、医学文献のコピー代、などがかかります。弁護士費用は、弁護士が依頼に着手した時に発生し、依頼が成功でも失敗でも弁護士に支払う必要があります。
調査活動の期間は、事件が複雑な場合には、長引いてしまい、平均で、1年から1年半かかると予想されます。
医療ミスがあり、法的責任を問いう事が出来る場合は、病院などに対し交渉、調停申立また訴訟提起などを行います。起訴する場合は、改めて弁護士と契約しなおし実費および弁護士費用についても調査段階とは別途必要となります。
カルテの閲覧などは医師に委ねられ、患者や家族が資料を収集には限界があります。また、弁護士に依頼せずに個人で行動すると、感情に流されてカルテの改ざんをしたり、法律がよくわからず、患者が不利になることもあります。できれば弁護士に早めに依頼し、医患者側に有利な証拠を保全しておく必要があります。
弁護士に相談するだけでは、高い費用を要求される事はなく、比較的低料金ですむのがで、起訴などの法的手続を利用する事を考えている場合は、早めに相談しましょう。