弁護士の扱う事件には、刑事事件と民事事件の2つに大きく分ける事が出来ます。
民事事件とは、人間関係のトラブルが中心の事件のことで、例えば、お金を貸し借りや、土地をめぐる問題、離婚や、相続等についての事件です。これに対し、刑事事件は、犯罪に関係する事件で、法的に逮捕される事件の場合です。
民事事件と刑事事件は、片方だけの場合と、同一事件で両方問題になることもあります。
交通事故が起きたら、被害者に対する損害賠償の問題は民事事件に、業務上過失致死などで被害者が死んでしまった場合は刑事事件になります。
日本の場合は、アメリカ等のように民事事件が、現状では専門化が進んでいる訳ではないので、弁護士は一般的な民事事件については、特に専門性も必要なく対応する事ができます。
刑事事件も、同様に通常の刑事事件であれば、大半の弁護士が対応が可能です。ただ、刑事事件と民事事件は異なるので、検事出身で弁護士に転職した人の方が、検事の考えもわかって、専門的にやりやすい場合があります。
近年は、離婚問題を専門的に行っている弁護士事務所も増えています。弁護士事務所が増えているので、専門性を売りにして他と差別化を張っています。また、労働事件や、工業所有権に関する事件、独禁法等の経済に関係する事件といった特殊な事件は、専門的な弁護士に依頼した方がいいでしょう。
裁判も、経験や知識は勝敗に大きく関係するので、特殊な事件の場合は、専門に特化した弁護士に依頼した方がいいものもあります。